デジラボ178(Digital Marketing Laboratory 178)

デジタルマーケティングやアクセス解析、ウェブ解析の研究所です。Googleアナリティクスやヒートマップツール、その他アクセス解析ツールやウェブ解析の分析手法について語っています。

GA4のクロスドメイン設定はGTMなしでもできる

はい、おつかれさまです、馬場です。
今日はGA4のクロスドメイン設定についてやっていきたいと思います。
 
GA4のクロスドメイン設定はタイトルの通り、
旧GAでは、GTMで「allowinker」というフィールドを使って設定が必要でしたが
GTMやタグマネが不要で管理画面から設定が可能です。
 
それでは早速やっていきましょう!
 
■設定方法
まずはGA4の管理画面からデータストリームを選択(もうそろそろおなじみになってきましたねw)
そこから「タグ付け」という項目を選択します。そしたら「ドメインの設定」で設定を行うだけ。
以前よりだいぶ楽になりましたね(^^♪
 
■手順書
➀管理画面
②データストリーム
③タグ付けの設定
ドメインの設定
④条件を設定
 

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■注意点
旧GA×GTMでクロスドメイン設定をしている場合は、双方の設定ドメインを一緒にしないと正しく計測されないのでそこは注意が必要です。
 
■まとめ
以上です。
旧GA(UA)よりとっても簡単ですよねw
 
ぜひサイトを複数お持ちの方はクロスドメイン設定を!
 
こちらの記事の資料をダウンロードできます!!
 
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旧GAとGA4と計測方法はどう変わるのか? 計測は「pageview」から「event」がメインに

 
みなさん、おつかれさまです。
 
GAが新しくなったことにより、今までとの計測方法がどう変わるのかを説明していきたいと思います。
 
今までのGAは「ページビュー」というヒットがGAサーバーに飛ばされて、それを元にGA側(Google側)がデータを集計してレポート画面にデータを反映していました。
 
GA4からは「ページビュー」ではなく、主に「イベント」というデータがとして飛ばされるようになり、ページビューもイベントの一種として含まれデータが飛ばされるようになります。
 
送信されるデータが「pageview」から「event」に代わる
 
※タグアシスタントとかGAデバッガーでも確認することができます。
 
■今のGA(ユニバーサルアナリティクス)の弱いところ
 
今までの「直帰率」「離脱率」「ページ滞在時間」「ランディングページ」などといった指標は、すべてページビューありき、つまり「ページを見たこと」が前提の指標でした。
 
前までは単にテキストを読んで調べものとかをしていましたが、ここ数年てページ内で動画を見れたり、ページ内に地図が埋め込まれていたりとか、ランディングしたページ内でいろんなことができるようになりました。
 
そう考えると特にランディングして直帰したユーザーを分析するのは、従来のGAだけで分析するには弱いですよね。
 
また「アプリとウェブ両方活用している人」なんていうユーザーが多くいるので、アプリとウェブの相関関係を分析したいという人やプロジェクトは増加傾向、というか割合的には多くなってきているのではと思います。
 
■送信されるデータがイベントになることで何が代わるのか?
 
要するに、現代ではページを見た回数や時間だけではなく、ページ内のどのボタンがクリックされたのか、どこまでスクロールされたのかもより必要なデータになってきますし、動画を見てくれたか、どこまで見てくれたのか、アプリとウェブを横断している人を知りたいと思うことが増えてきました。
 
デジタルマーケティングやサイトもだいぶ進化していますので、Googleアナリティクスの歴史は2005年から始まっていますが、すでに15年が経過してますので、上記のような分析は今までのGAでは計測がしづらくなったのは確かです。
 
Googleアナリティクスの歴史はこちらから
現代のサイトのUIUXに対して、今のGAでは計測しづらい面が出てきたように感じています。
 
これらの計測に対応するためにはページビューありきではなく、イベントベースでないと取得できない、今の時代のサイトに適した効果計測をするためにはイベントで取るのが望ましいということでGA4への切り替わりが起きました。
 
なのでページビューからイベントに代わることで、クリック率やスクロール率、動画視聴率などがより詳細にできるようになったというのが大きな点です。まぁ詳細にできることになった分、設定も複雑になった部分もあり(^^;
 
■GA4はFireBase for GoogleAnalyticsの考えを元に設計されている
 
2017年にFireBaseというアプリ計測用のGoogleアナリティクスが出ましたが、これも結局のところ
アプリとウェブを横断した分析はできないので現代のウェブサイトやデジマの分析解像度を上げる根本的な解決には至りませんでした。
 
そのあとも2019年にApp+Webプロパティというβ版がでましたが、Googleもあくまでもβ版だよって言ってたので
操作性もあまり良くはないためGAユーザーの間でも普及はしませんでした。
 
ですが、このFireBaseやらApp+Webプロパティの系譜は継いでおり、イベントベースでデータを取得する正式なアップグレードとして公開できるようになったのがGA4になります。
 
■ユニバーサルアナリティクスとGA4のデータ計測の比較
 
 
GA4になるとほとんどのデータはイベントで計測することになります。
イベントとして計測されるということは、これからは計測定義がページビューに依存しないデータが取得できるということでもあります。
 
例えば滞在時間という指標は、最後のセッション時間から最初のセッション時間を引いたものでした。
 
しかしGA4では最後のイベント引く最初のイベント時間になるので、ページに紐づかないデータの取得ができるということになります。
 

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また、最近よく見かけるサンクスページが存在しない、応募したらそのページにモーダルみたいのが出てきて「応募ありがとうございました」みたいなこういったものもページに依存せずイベントで取得して計測することが可能になります。
 
 
■最後に
イベントというデータ計測がメインになりますので、今まではページビューとイベント別々で計測されていましたが、イベントとしてページビューが計測されるため、イベントとページビューをつなぎ合わせた分析や計測が可能になります(^^♪
 
こちらの記事の資料をダウンロードできます!!
 
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Googleシグナル(Google Signal)とは?Googleアナリティクス4でさらに注目!

Googleシグナル(Google Signal)については、ウェブマーケティングやウェブ解析に携わっていれば聞いたことがあるという人が多いかと思います。
 
改めて説明するとGoogleシグナルとは、2018年にリリースされた機能で主に広告や分析観点(Googleアナリティクス)から言うとユーザーの「クロスデバイス」に対応された機能のことです。
 
もう少し詳しく説明すると、2018年前までは一人のユーザーが「PC」と「スマホ」を使って同じ広告やサイトにアクセスしたとしても「別のユーザー」としてGAではカウントされていました。
 
つまり同じユーザーなのですが「PC=1」「スマホ=1」で「合計=2」と同じ広告やサイトへの訪問数はカウントされてました。
 なのでユーザー数も厳密に言うと「ユニークブラウザ数なんだよ」って説明していました。
 
・広告A=「PC=1」「スマホ=1」で「合計=2クリック」
・サイトA=「PC=1」「スマホ=1」で「合計=ユーザー数2」
 
しかし、Googleアナリティクス上で(ユニバーサルアナリティクスでもGoogleアナリティクス4でも)Googleシグナルの機能をオンにすることによって「PC]と「スマホ」での流入を「2」ではなく「1」と計測するクロスデバイスでユーザーが特定できるようになります。
 
 ・広告A=「PC=1」「スマホ=1」で「合計=1クリック」
・サイトA=「PC=1」「スマホ=1」で「合計=ユーザー数1」
 
このGoogleシグナルという機能がなければ(なかった時代は)、同一ユーザーとして識別できていなかったのですが、これによってより正確な分析が特にこれからGoogleアナリティクス4では可能になると考えられています。
 
つまりPCとスマホをGAでの認識は、このGoogleシグナルの機能を
・オンにしないと別ユーザー
・オンにすると同一ユーザー
となります。
 
ただし、このGoogleシグナルでクロスデバイスとして計測するにはルールがあります。
Googleアカウントにログインしている(PCとスマホ両方とも同じGoogleアカウント)
・広告のカスタイマイズがオンになっている
上記条件を満たしたユーザーのみこのGoogleシグナルでユーザーの行動をGoogleアナリティクス上で追えるかつ
属性情報を元に広告を配信できるというのがルールになります。
 
 
上記条件を満たしているユーザーであればより正確なユーザー数を計測できるほか、ユーザーに合わせた広告配信ができるようになります。
 
また従来のGA(ユニバーサルアナリティクス)もさることながら、新しいGoogleアナリティクス4(GA4)でも、このGoogleシグナルを基盤としてデータを取得していくそうで、このGoogleシグナルをオンにすることで「ユーザーID(User_ID)」というディメンションが取得できるようになり、PCとスマホ流入してきたユーザーを同一人物として認識します。
 
GA4ではすべてのレポートにおいて「ユーザーを特定するID」が利用可能になるそうです。
 
ただし、繰り返しになりますが全部のユーザー情報を取得できるわけではありません。
Googleアカウントにログインしていて広告のカスタマイズがオンになっているユーザーのみになります。
 
またこのGoogleシグナルをオンにすることにより、クロスドメインラッキングも可能になり、機械学習(マシーンラーニング)も進みます(クロスデバイスとかクロスドメインとかややこしいですが(^^;)。
 
仕組みは考えてみれば意外と簡単で、GoogleアカウントでログインしているユーザーをGoogleであれば行動履歴を追うことができますよね、なのでGoogleアカウントにログインしているユーザーの検索履歴や閲覧履歴などから「このユーザーはどういったページを見るとコンバージョンしやすいとか、どういったものに興味があって制約しやすいのか」という購入率や継続率を上げるコンバージョン予測もしやすくなりますよね。
 
従来のGA(ユニバーサルアナリティクス)は今まで通り使うメリットはまだあるかと思いますが、新しいGA(Googleアナリティクス4)もこういった機能面を見ると早めにデータを貯めておくメリットはありそうです。
 
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【GAの歴史】Googleアナリティクス4(GA4)はなぜ「4」なのか

 
新しいGoogleアナリティクス、「GA4」。
この「4」はどこから来るのか、実は今回でGoogleアナリティクスは
4回目の大きなアップデートになります。
 
なので名称がGoogleアナリティクス4。
 
Googleアナリティクスの歴史をたどってみる
 
2005年にUrchinを買収したことからスタート
Googleが2005年にウェブ解析ソフトベンダーの「Urchin」を買収したことから
GAの歴史が始まります。
元々はGoogleが開発したものではなく、買収したことから始まるんですね。
0から作るより、ある程度作られたものが買収されるというのはよくある話。
Urchinを買収した目的は、広告主がWebサイトで広告をより効率的に運用できるようにするため。
もちろんGoogleももっといっぱい広告主が広告費用を投資して欲しいという思惑あり。
タグはUrchin.js。
 
 
GoogleAnalytics第二世代と第三世代
その後Urchin(Urchin.js)から2008年にGoogleAnalytics第二世代(ga.js)に移行しイベントとeコマース機能が追加。
2013年になり従来のGA、つまりUniversalAnalyticsになります→これが第三世代。
ただし第三世代はクロスドメイン機能が追加。
当初のタグはanalytics.jsでしたが、開発を経てgtag.jsといういわゆるグローバルサイトタグと呼ばれるものになりました。
 
2013年から2017年の間に「GoogleAnalytics for Firebase」の最初のリリースから開発が進められており、  2019年に「App + WebProperties」という名前でベータ版がリリースされました 。
 
そして、いよいよ「GA4」に
2020年に4番目のバージョン「GoogleAnalytics 4」が正式にリリースされたというのがGAの歴史になります。
 

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Google Analytics 4の初期設定方法(導入方法)を試してみたが意外と簡単だったw

Google Analytics(GA)が2020年に新しいバージョンを公開しましたね。
その名もGoogle Analytics 4(GA4)。
「4」は4番目のバージョンを表すそうです。
 
従来のGA(ユニバーサルアナリティクス)とは全く違った仕組みになっていて設定も今まではちょっと違っています。
 
今日はGA4の初期設定(セットアップ)についてレクチャーしていきます。
 
■①プロパティの設定
 ・プロパティ名を記入する
 ・タイムゾーン=「日本」にする
 ・通貨=日本円で設定する

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■②ビジネスの概要を記入
 ・業種
 ・ビジネスの規模
 ・利用目的(※Google側の利用目的は不明です)

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■③データストリームの設定
 └サイトの計測なら「ウェブ」を選択(アプリの場合はiOSAndroid) 

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 ・計測したいウェブサイトのURLを入力
 ・ストリーム名を入力(プロパティに出てくる名前)
 
 
 
 
・測定機能の強化=自動取得のイベント設定のこと(基本すべてONにしておく)

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■④タグの設置(gtagをGTMで埋め込む)
・測定ID覚えておく
・GTMに移動
・GTMでタグ→新規→GA4設定
・測定IDを記入
・全ページを選択
 
 

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⑤正しく測定されているかの確認方法
・GA上で確認する(Google Analyticsに戻る)
・自分でスマホやPCから計測対象のURLにアクセスしてみる」
・左メニューから「時計ボタン=リアルタイム」をクリック
・データに「1」上がっていればOK
・セットアップ設定完了!!

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■まだまだこれから
これでセットアップ(初期設定)は完了しました。がしかし、これからが本番です!
・クロスドメイン
・コンバージョン設定
などが必要。
 
追って説明します。
まずはセットアップおつかれさまでした(^^)
 
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